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アンピエル(2) アナフィエルの別名。
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とある少年の失くした日常番外編。 「とうま…」 今日は当麻が補習という事で土御門と出かけて行った。 今日は一人ぼっち。家にだれもいない。 「猫とかいたらいいのに……」 一人は寂しい。 インデックスはころころ転がった。 とうま、遅い。 もしかして、何かに巻き込まれたりしてないよね…。 あんな思い、もうしたくない。 とうまがまた記憶喪失なんかになったらどうしよう? インデックスはそれが一番怖い。 一人でいると思いだしてしまう。 とうまがいなくなるのと同じぐらい、怖い。 はっきり言って、インデックスの全てはとうまだった。 とうまを中心に世界は回っていた。 …そして、ガチャリとドアが開く。 「ただいま〜。あれ、インデックス?」 「とうま!遅いんだよ…!」 白いシスターは大好きな少年のもとへとかけて行った。
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ラブ美琴 「あっ!見つけた!」御坂美琴は学校帰りに公園で上条当麻を待ち伏せしており奇襲・・・ではなく話をしたいと思って上条を追いかけた。上条は小さい本みたいなのを見ながら公園の前を通り過ぎ、見事に美琴もスルーして行った。「ちょっと!アンタ待ちなさい!」いつもこの言葉と同時に電撃をお見舞いするのだが、さすがに学習して普通に追いかけた。美琴が叫んだ事に気付いた上条は足を止め、くるっと美琴の方を向いたのだが、「あっ、悪い御坂。お前と話はできないんだ」「えっ・・・・?」それだけ言葉を残して上条は「んじゃ」と去って行った。美琴は上条が見えなくなるまでただ立って見送る事しかできなかった。信じられない・・・私と話はできないってどういう事?私の事が嫌いだから?それとも中学生だから相手にしてられないの?もしかして彼女がいるの?彼女がいるなんて考えられない。確かにフラグメイカーと呼ばれている事は知っているが上条本人が気になっている女性がいると聞いた事がない。色々考えているうちに勝手に涙が出てきた。私の初恋が終わった。美琴はその場にへたへたと崩れ地面に手をついた。「う・・・うっ・・・私の初恋・・・」涙ってこんなに出るものなのかと思いながらただひたすら泣いていた。公園には誰もいなかったので運が良かったなとも思った。寮に帰りたいけど帰りたくない。きっと同僚の白井が自分の泣きはらした顔を見て心配してくれるだろうし事情を話せば上条を殺しに行きかねない。でもそんなことはしてほしくないからとりあえず今は思いっきり泣こうとしたが、美琴の背後から誰かが話しかけて来た。「あれ?短髪?」「えっ?」振り向いた先に白い修道服を着た少女がいた。「インデックスだっけ・・・」「どうしたの?こんな所で泣いちゃって?シスターである私に言ってみるんだよ!」美琴はコイツと犬猿の仲じゃなかったっけ?と思いながら心配してくれているインデックスの目を見た。その目はなんてことない、ただ本当に心配してくれて助けてあげたいと思ってくれている目だった。「あのね、アイツ・・・上条当麻からお前と話はできないっていきなり言われちゃって」「とうまがそんな事を!?」「うん・・・いきなりすぎて頭が真っ白になったからこうなって・・・」「短髪はとうまが好きなんだね」「な、何言ってんのよ!私があんなヤツ好きになるわけ・・・」「顔に書いてるんだよ」「・・・・・あう」「確かに最近のとうまは様子がおかしいかも。私の相手してくれないでずっと何かやってるし。けーたいでんわーじゃない違う機械にずっと囁いているし・・」「何やってるかわからないの?」「うん。新発売だー!って言ってず~っといじってる」「理由はともかく、アンタもアイツの事で悩んでいるって事ね・・・」「よし!じゃあ今からとうまに聞くんだよ!短髪、こっち!」「ちょっと!引っ張らないでよインデックス!」インデックスは美琴の手の手を引いて走った。インデックスに連れられた美琴はある部屋の中に入れられた。「ここは?」「とうまの部屋だよ」「え?え?アイツの?なんでアンタこんなとこに!!」「だって私鍵持ってるもん」「・・・・ということはここに住んでんの?」「うん!でも最近とうまはご飯作ってくれないから小萌の家にお邪魔してる」「その小萌というアンタの友達が可哀相だわ。私もアイツに怒りたい事も増えたって訳ね」「とりあえずとうまが帰って来るのを待っていようよ。ジュースはあるけど食べ物は食べちゃダメだからね!」キリっとした表情で美琴に注意を促すインデックス。上条が帰ってくるまでは二人でここにいなければならない。それにしてもここは上条の部屋。まさかこんな事で始めて部屋に入る事になるとは思いもしなかった。美琴はインデックスに色々問い詰めようとしたが先程の上条から言われた一言が効いており自分から話しかける事はできなかった。インデックスは美琴が落ち込んでいる事情を簡単に知っていたのか、美琴を楽しませてくれるように明るく振る舞ってくれた。(私に気兼ねなく話してくれるのアイツとインデックスだけかもね・・・)もちろん友人の白井や初春、佐天もだがお姉様、常盤台のエース、レベル5の超電磁砲という肩書きを自分でも忘れるくらいインデックスといる事が楽しかった。しばらくして玄関の前から物音が聞こえてきた。「とうまが帰ってきたんだよ。短髪、ここはさっきの事を問い詰めるチャンスだからね!」「わかってるよ・・・でもあんな事言われた後だしどう接すればいいかわかんない・・・」ガチャっ「ただいま~。インデックスいたのか・・・・・て何で御坂がここに?」「・・・・とうま。自分の罪の重さがわかってるのかな?かな?」「ど、どうしたんだ急に。それと違うキャラになっているのは気のせいでせうか?」「女の子を、短髪を泣かせたんだよ!!」インデックスの言葉に上条は恐る恐る美琴の方を向いた。「・・・・御坂、いつ上条さんは御坂さんを泣かせました?」「・・・・・・・・・・・ついさっき」「・・・・どのようにして?」「・・・・お前とは・・・話すことはできないって」「・・・確かに言いました。でも理由があるんです」「何?ここまで来たらはっきり教えて」「え~っと、彼女に釘を刺されてまして。女の子に話しかけちゃだめだって」「「か、彼女ぉ~!????」」始めて美琴とインデックスの声がハモった。お互い驚きとショックを隠せない表情だった。「あっ、彼女見たいか?」それとは裏腹に上条はあっけらかんとして女の子二人が悲しんでいる顔をしているのにも関わらず楽しそうだった。「さっきまでデートしてたんだけど。ちょっと待ってろよ」ゴソゴソとポケットから何か取り出した。それは美琴が声をかけた時に上条が持っていた小さな本みたいな物。インデックスもさっき言っていた。けーたいでんわーじゃない機械にずっと囁いている。と。ニンテン○ーDSだった。上条は笑顔のまま、「先週発売したんだぞ!見てみろ!可愛いだろ!?」美琴とインデックスに画面を見せて来た。その画面の中にひとりの少女がいてこう呟いた。『当麻くん、だぁい好き♪』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しばらくの沈黙だったがそれを破ったのはインデックス。「か、可愛いかも~!小さいテレビの中の女の子が私に話しかけてるんだよ~!?はぅ、はうぅ~!おんもち帰りぃ~!」美琴は確信した。インデックスはよっぽど機械に弱いかただのバカだと。「アンタ、まさかこの子から釘を刺されたと?」「そうだけど?」どこまでもきょとんとした顔をした上条。しかし美琴の殺気を感じた瞬間玄関から出て行き逃げて行き、美琴当然のように追いかけた。「二次元のヤツに言われた事鵜呑みにして行動すんなや逃げるなゴルァァ!!」「ぎゃああ!どちらかと言うと俺達も二次元の部類だろー!?」「だったら同じ二次元の奴らと恋するのが普通でしょ!?私とか私とか私とか!!」「御坂しかいねえのかよ!」「ほら!さっさとタッチペンで私をナデナデしてスキンシップとりなさい!」「えぇ!?これゲームの世界にいるんですか!?」「一緒に登下校したり彼氏力上げて私をデートに誘っていきなりのプレゼントで私を喜ばせるのよ!」「俺に見返りねえだろそれ!!」「アンタが仕掛けてくるスキンシップに嫌がる事なんて絶対にないんだから!エンドレスキスできるわよ!!!あと今回からお泊まりイベントもあるから私凄く楽しみにしてるんだからね~!!」「だったらバチバチ鳴らしながら追いかけるのやめてください~!!」結局いつの日かのように一日追いかけっこした二人でした。
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ラプラスの神様 3 「なあ、インデックス。お前は本当に行かなくていいのか?」 押し入れから引っ張りだしたばかりの男性用の水着をトートバッグに詰めながら、上条は訊いた。 先刻、美琴と別れた上条は、スーパーでお目当ての食料品を買うと、すぐさま寮へと帰り、インデックスと二人でいつもより少し早めの夕食を摂った。 タイムセールで豚の小間切れが安かったので、手軽にキムチと炒めたものを夕飯に出してみたら、思いのほか好評であったため、上条は得意になっていたのだが、10合炊きの炊飯器いっぱいに炊いたご飯をわずか一食で食い尽くしたシスターは、なぜか大変に機嫌を悪くしていた。「しつこいんだよとうま!私は行かないって言ったら行かないんだから!!」「でもなあ…せっかくお前が福引で当てたんだぜ。あのチケット」「まだわからないの!?去年の夏、とうまが私にしたことを忘れたとは言わせないんだよ!!」 「い…いや、あの時は緊急事態と言いますか、上条さんも必死だったんですよ」「言い訳は聞きたくないんだよ!!砂浜に生き埋めにされた女の子の気持ちは、とうまのような冷酷な人間にはどうせ解らないんだから!!」 昨年の夏の出来事だ。上条当麻の父、上条刀夜によって偶発的に引き起こされた魔術が世界を脅かした。 天上に住まう天使の地位さえ変動させ、人間の位に引きずり下ろしてしまう地球規模の大魔術『エンゼルフォール』。 上条と一部の魔術師を除く全人類が、その外見と中身をバラバラに入れ替えられたのだが、上条の級友である、青髪ピアスの男と入れ替わったインデックスは、その中でも取り分け不幸な部類だったと言えるだろう。 魔術が発動した折、上条一家とインデックス達は神奈川県の某海水浴場にいたのだが、青髪ピアスに入れ替わった水着姿のインデックスは、その容姿のあまりの不快さから上条の手によって砂浜に生き埋めにされたのだ。 身長180cmを超える大男が、フリフリした女物の水着を着て海辺を練り歩く姿は変質者そのものであり、魔術界隈の事情をあまり把握できていなかった当時の上条からすると、変態行為に走る同級生に制裁を加えるのは、ある意味当然の処置と言えた。 しかし、実害を受けたインデックスからすると、そんな事情は関係無いようで、今日まで事あるごとに上条は責められ続けてきたのだった。 あの事件以来、インデックスは心に深いトラウマを刻んだようで、砂浜には二度と足を踏み入れないと言って聞かなかった。「まあ、残念だけどお前がそこまで嫌なら無理して行かなくてもいいよ」「ふんだ!明日は私を置き去りにして、とうまはせいぜい楽しんでくるといいんだよ!!」「ぐっ…なんて行きづらい雰囲気を出しやがる…しかし、俺だって夏休み中はずーっと補習続き。たまには夏らしく遊びたいんだっ……!!」 実際のところ、上条の補習の徹底ぶりは凄まじく、一週間のうち6日間は学校に登校するという状況が1ヶ月近く続いていた。 上条がこの無茶な補習を断行せざるを得ない理由は、出席日数の不足をおいて他にない。原因については今更語るまでもないだろう。小柄な担任教師の苦労が偲ばれる。「それは自業自得かも。まあ、心に海よりも深い傷を負った私は、砂浜に足を踏み入れることも出来ないから、明日は一人で寂しく遊ぶといいんだよ」 恨みは相当深いらしい。今日のインデックスは、言葉にいちいち刺がある。「…あー、それなら大丈夫。なんとかギリギリで一緒に行ける奴をつかまえられたから、一人プールなんて痛々しい事態は免れることができたんだ」「へえ、前日にとうまなんかが誘って大丈夫なんて、ヒマな人もいるものだね。一体明日は誰と行くの?」「ん?ああ、御坂だけど………」 酷い言い草だな、と思いながら上条が答えた次の瞬間、インデックスの顔つきが変わった。「……………へえ………短髪と…」(……!?あれ!?ヤバい!!理由はよく解らんが、物凄く怒ってないですかこれは!!)「………………………………………………………………ねえ、とうま?」「え…は、はい…なんですかインデックスさん?」「とうまは一年経っても相変わらずとうまなんだね?」「か、上条当麻は何年経とうと上条当麻でありますが…」「傷心の私を置いて、女の子と二人きりで遊びにいくワケなんだね…?まったくとうまの言う通り、とうまは何年経とうととうまなんだよ…」 そう呟いたインデックスの口からはギラリと鋭い歯がのぞいていた。どうやら美琴と二人で遊びにいくのが気に入らないらしく、彼女の不機嫌さは先程より目に見えて加速していた。「そ、それならやっぱりお前も行こうぜインデックス!!ほ、ほら砂浜がダメでも同じフロアに温泉とかもあるみたいだし!!」「私は波の音を聴くのもいやなんだよ!!とうまに埋められてから、私が何時間うち寄せるさざ波の音を聴き続けていたと思ってるのかな!!?」(うぐ……返す言葉もないが、一体どうすりゃいいんですか…それは)やっぱり美琴を連れていかない、といえばインデックスの機嫌は良くなるかもしれないが、今更そんなことを美琴に言えば、代償として彼女に黒焦げにされるであろうことは明白だった。(ちくしょう…一体なんでこんな目に……) 上条からしてみれば、美琴と二人で遊びに行くことになったのは、正味なところ計算外の事態だった。 インデックスが福引で当てた無料招待券は何もカップル向けのペアチケットというわけではなく、5枚綴りのバラチケットだった。せっかくこれだけ枚数もあることだし、夏休みが始まって以来補習続きの上条としては、どうせなら大勢で遊びに行きたかった。 そこで、手当たり次第同級生達に声を掛けてみたまでは良かったが、どういうわけか誰も都合がつかないし、当てた本人は砂浜のプールと知ってから、断固として行かないと言う。 このままではカップルまみれのプールに一人で行くハメになってしまう、と途方に暮れていた時、上条は偶然電話に着信を残していた美琴の名前を発見し、イチかバチかで彼女を誘ってみたら、前日だというのにすんなりOKしてくれたのだ。 それも、存外喜んでついて来てくれるようなので、上条もつい嬉しくなっていたのだが、今度はこちらの少女が憤慨しているのだから困った。 少女は噛み殺さんばかりの勢いで自慢の白い歯をギリギリとこすり合わせており、今にも飛びかかってきそうな雰囲気を放っている。「いやまてインデックス!!ふたりで行くっていっても御坂だぞ御坂!!上条さんは、チケットがもったいないと言う理由で方々を探し回った結果、つかまったのがたまたま御坂一人だったというだけであり、決して中学生を相手に下心など―――」「…………………本当?とうまは神に仕えるシスターの前で、本当に下心が一切ないことを誓えるの?」 脂汗をダラダラと噴き出しながら、言い訳のようなものを開始した上条を定めるような目で睨みつけてインデックスは問いかけてきた。 改めてそう言われると、確かに上条はそれなりに美琴の水着姿を楽しみにしていたことに気付いた。なにせ、相手は人もうらやむ常盤台のお嬢様である。下心0%かと言えば、それは嘘になるだろう。 それにインデックスが行かないと言うのなら、これはデートというものに他ならない。相手が美琴とはいえ、上条も意識すると少しは緊張してしまう。 神に誓って下心がないとはもちろん言えないが、だからといって、馬鹿正直に意外とドキドキしてます、などと言えば生きて明日を迎えられるかわからない。あの歯は凶器だ。 上条は慎重に言葉を選んだ。「ま、まあ確かに御坂はお前よりもちょっとスタイル良いし、水着もあの歳にしては見ごたえあるだろうけど、紳士上条当麻は日頃の運動不足解消と勉強のリフレッシュのために行くのであって、まだまだお子様のビリビリ相手に欲情などしようはずが――」「とうま。言い訳をするつもりだったのなら、もう少し日本語の勉強をした方が良かったかも」 ゾロリと歯を覗かせた凶悪なシスターがついに襲いかかってきた。「ま、まて、インデックス!!!タンマタンマ!!…上条さんは、本当は御坂と二人きりよりもみんなで仲良くわいわいと行きた……ぎゃあああああ!!!!」インデックスは、やおら上条に飛びつくと、勢いよく鋭い歯を後頭部に突き立てた。 ガリガリと頭部から肉を引きちぎるような音が聞きながら、上条は己の不幸を呪った。 こうして、デート前日の夜は更けていくのだった。
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色見本 TP Default.CLR 備考 直接参照 ■個別に色を指定する際に使用 COLOR00=192,192,192 COLOR01=0,0,0 COLOR02=255,255,0 COLOR03=72,0,72 COLOR04=255,192,203 COLOR05=40,40,40 COLOR06=211,239,254 COLOR07=0,0,0 COLOR08=255,0,0 COLOR09=255,255,255 COLOR10=255,0,0 COLOR11=127,127,127 COLOR12=0,0,255 COLOR13=0,0,255 COLOR14=255,255,255 COLOR15=206,215,255 COLOR16=0,0,0 COLOR17=192,192,192 COLOR18=206,215,255 COLOR19=0,0,0 COLOR20=192,192,192 インデックス00 ■見出し1 COLOR21=192,192,192 COLOR22=139,0,0 COLOR23=230,230,250 COLOR24=255,255,255 COLOR25=127,127,127 COLOR26=0,0,0 COLOR27=127,127,127 インデックス01 ■見出し2 COLOR28=0,0,94 COLOR29=255,255,255 COLOR30=183,201,219 COLOR31=255,255,255 COLOR32=95,136,177 COLOR33=104,131,139 COLOR34=192,192,192 インデックス02 ■見出し3 COLOR35=230,230,250 COLOR36=0,0,0 COLOR37=255,255,255 COLOR38=255,255,255 COLOR39=128,128,128 COLOR40=0,0,0 COLOR41=192,192,192 インデックス03 ■見出し4 COLOR42=255,228,225 COLOR43=60,179,113 COLOR44=255,228,225 COLOR45=230,230,250 COLOR46=255,173,91 COLOR47=139,0,0 COLOR48=192,192,192 インデックス04 ■見出し5 COLOR49=125,158,192 COLOR50=0,0,0 COLOR51=169,191,214 COLOR52=230,230,250 COLOR53=82,125,169 COLOR54=104,131,139 COLOR55=192,192,192 インデックス05 ■データ表示部1 COLOR56=255,255,224 COLOR57=0,0,0 COLOR58=255,255,255 COLOR59=255,255,255 COLOR60=192,192,192 COLOR61=102,102,102 COLOR62=227,227,227 インデックス06 ■データ表示部2 COLOR63=216,216,248 COLOR64=0,0,139 COLOR65=230,230,250 COLOR66=255,255,255 COLOR67=125,158,192 COLOR68=104,131,139 COLOR69=192,192,192 インデックス07 ■データ表示部3 COLOR70=255,255,250 COLOR71=0,0,139 COLOR72=233,233,233 COLOR73=255,255,255 COLOR74=192,192,192 COLOR75=0,0,0 COLOR76=192,192,192 インデックス08 ■データ表示部4 COLOR77=255,228,225 COLOR78=72,0,72 COLOR79=255,255,224 COLOR80=255,255,255 COLOR81=255,192,203 COLOR82=210,180,140 COLOR83=192,192,192 インデックス09 ■データ表示部5 COLOR84=230,230,250 COLOR85=0,0,139 COLOR86=255,255,255 COLOR87=255,255,255 COLOR88=192,192,192 COLOR89=127,127,127 COLOR90=192,192,192
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/1605.html
「それでは、あなたはあの方とお姉さまが亡くなられた、という情報の方が良かったのでしょうか? と、ミサカはいぶかしげに問いかけます」 「う……それはそれで嫌なんだよ……」 「ですから、お二方の命に別状がなくなるまで回復してからお知らせしたのです、と、ミサカは自分の判断に誤りはなかったと胸を張ります」 御坂妹とインデックス。 考えて見れば、妙な取り合わせなのだが、それを言っても始まらない。 夕べ、上条当麻と再会を果たしたインデックスではあったが、またも記憶破壊という現実に直面し、落ち込んでしまって、帰ろうとしたところ、インデックス言うところのパーフェクトクールビューティーである御坂妹に呼び止められた。 もちろん、インデックスは振り切って帰ろうとした。 どこに?と問われて、上条当麻の学生寮、と答えようとしたところで、もう自分の居場所がそこにないことを思い出して、言葉に詰まってしまった、という経緯があったのだが、御坂妹の「お姉さまとあのお方を回復させるための手段はあります、とミサカはあなたの協力を求めます」ともう一度、自信満々に言われて、わずかばかりの希望を抱いたインデックスは黙って御坂妹に付いていくことにした。 さすがに上条の病室では寝泊りすることは忍びないので、仕方なく、インデックスは昨晩、御坂妹が寝泊りしている研究棟の一室で、彼女と供に一晩を過ごした。 ちなみに今、二人が向かっているのは病院の屋上である。 何故かと言えば、今から御坂妹がやろうとしていることはカエル顔の医者が反対するに決まっていることだからだ。 むろん、それは無理もないことで、どんなに上条と美琴のためだろうと、それが医師の領分から外れてしまっていては賛成できるはずもないからである。 そういうことを御坂妹はやろうとしているのだ。そして彼女はそれを知っていたからこそ、病院関係者の誰にも話を聞かれたくなかったから、インデックスを屋上に連れて来た。 監視カメラや警報機、屋上へと続くドアの電子ロック程度など、御坂妹の前では、セキュリティの役目を果たすことはない。 むろん、盗聴器も、だ。 御坂妹もまた、上条当麻と御坂美琴には戻ってきてほしいと切に願う一人である。 だからこそ、手段を選ばない。 どんな手段だろうと、手をこまねいていては何もできないのであれば、可能性のある方にかけるというものである。 それはかつて上条当麻によって教えられたことだった。 自分たちの命を救うため、可能性が0ではないとは言え、0.の後に限りなく0が続いて最後が1でしかなかったはずの、レベル0がレベル5を倒す、という方法を選択した上条当麻に教えられたことだった。 「ミサカネットワーク、という言葉をご存知ですか? 、と、ミサカはあなたに質問します」 屋上に出て、朝日を背後に控えさせた美琴妹が問う。 インデックスには覚えがあった。直に聞いたことはたった一度だけだったと思う。 九月三十日の雨の夜。黒服ヘルメットの集団から逃げ出したときの車の中で、人探しをしていた白い少年がそういった言葉を呟いていた。 「言葉は知ってるかも。意味は知らないけど」 というわけで素直にそう答える。 「ミサカネットワークとは、ミサカたち九九六九体プラス上位個体および番外個体を脳波で繋いでいる共有情報網のことです、と、ミサカは、最近、増えた妹のことを思い出して説明します。またミサカネットワーク内では各ミサカが得た情報を共有することができます、と、ミサカは本来は機密事項であるであろうことをあなたに吐露します。ちなみに、ネットワークという言葉の意味は分かりますか、と、ミサカは再度問いかけます」 インデックスは考える。 以前、御坂美琴に教えてもらったことを思い出しながら、確か『特殊な力を結んでいるもの』という解釈をしたはずの言葉だ。 そこで少し疑問を抱く。 ネットワーク内で得た情報を共有する、ということはどういうことなのだろうか。目の前にいる少女は一人の人間にしか見えないのだ。 別の人間と情報を共有するなんてことは可能なのだろうか。 しかし、インデックスは現時点ではそれを無視した。今、最重要懸案事項なのは上条当麻(と御坂美琴)の回復であって、自分の疑問に対する回答ではない。 「それで、その『みさかねっとわーく』ととうまの記憶がどう結びつくんだよ?」 というわけで即座に続きを促す。 「あの方の前に、お姉様の覚醒を優先させます、と、ミサカは順番を伝えます。なぜなら、お姉様の目が覚めないのは身体を蝕むダメージのためであり、それさえ回復させれば、元に戻ります、と、ミサカはあなたにミサカの言いたいことを理解してもらうよう、伝えます」 「短髪が先?」 「はい。そうしなければ、あの方の記憶は戻らないからです、と、ミサカはあなたを真剣な眼差しで見つめます」 インデックスには分からない。 確かに上条当麻と御坂美琴は一緒に見つかったようではあるが、だからといって美琴の回復=上条の記憶回復に繋がるとは思えない。 なぜなら意識が戻ったのは上条の方であって、いまだ意識が戻らないのが美琴だからだ。 逆なら分からないでもないが、状態はともかく、既に『覚醒している』上条を、『覚醒した』美琴によって記憶が戻るなんて、どう考えても無理がある。 御坂美琴が上条当麻の記憶を保存しているならまだしも、そんな訳がないし、そんなこと出来るはずもない。何しろ美琴の能力は記憶の保存とはまったく結びつくものではないし、能力は一人一つだから、二つ以上能力を有していることもありえない。 「意味が分からないんだよ。短髪の覚醒ととうまの記憶がどう結びつくって言うんだよ」 「お姉様もあの方の記憶の一ピースだからです、と、ミサカはきっぱり答えます。そして、あなた同様、お姉様もあの方と過ごした時間が多くあるから、と、ミサカは付け加えます」 インデックスはますます分からなくなった。 ところで、御坂妹の計画はこうである。 現代医学ではどうしようもない御坂美琴を回復させる手段は何か。 科学技術ではどうにもならないということならば、科学以外の技術にその答えはないだろうか、ということである。 科学と正反対の技術。 『魔術』。 御坂妹はその存在を知っている。 科学技術ではどうしようもなかった最終信号(ラストオーダー)を救ったのは、一方通行(アクセラレータ)がその身の崩壊をものともせず使用した『魔術』だったのだ。 それを御坂妹はネットワークを通じて知った。 そう。 御坂妹は最後の希望として、『魔術』に縋ろうというのである。 大切な人を救うためなら、プライドなんて必要ない。 それは自身が科学技術の固まりである存在だろうと。 そこで、魔術に関しては誰よりも詳しいインデックスに助力を求めている、ということだ。 仮に美琴が記憶喪失の状態で覚醒したとしても、上条当麻とは違い、御坂美琴であれば脳細胞の回復も可能かもしれない。 能力者に魔術は使えない。 逆に魔術師にも能力は使えない。 しかし能力者に魔術が、魔術師に能力が作用しないかどうかと問われれば答えは別になる。 それは先に述したとおり、最終信号(ラストオーダー)が魔術で救われたことでも分かっているし、九月一日に白井黒子も証明している。 能力者である白井黒子のテレポートが、魔術師であるシェリー=クロムウェルに作用したのだ。 だから御坂妹は考えた。 魔術であれば御坂美琴を覚醒させることが出来るのではないかと。 「……うーん。分かったけど、まだ、とうまの記憶回復に繋がらないかも?」 懇切丁寧な御坂妹の説明を聞いて、インデックスは呻ったのだが、さらに御坂妹は続けた。 それは―― 「え……じゃあ……」 インデックスの声がかすれる。それだけ御坂妹の計画は衝撃を伴うものだった。 もしそれが本当に現実に可能なら。 カエル顔の医者さえ匙を投げた上条当麻の記憶破壊なのに。 異能の力であれば全てを無効化してしまう少年の前では回復魔術も効果がないというのに。 死滅したものは決して取り戻せないはずなのに。 それなのに、御坂妹のやり方であるならば、昨日までのことだけではなく、七月二十八日以前の記憶でさえも一部、戻すことが可能だからだ。 そこには、全てを戻すことは不可能でも、大半は戻せる確証があった。 上条当麻とインデックスの本当の出会いがあったあの日を取り戻せるのだ。 「どうですか? と、ミサカはあなたの決意を聞かせてもらいます」 インデックスは迷わなかった。 七月二十日から七月二十八日までの上条当麻。 七月二十九日から十月三十日までの上条当麻。 二人とも戻ってくるのだ。 答えは決まっていた。 迷う理由などなかった。 御坂美琴の病室に御坂妹とインデックスはやってきた。 朝日のやわらかい光が差し込む病室のベッドの上。 そこには、所狭しと並べられた医療器具に身を委ねている御坂美琴が横たわっていた。 その傍では、泣き疲れた白井黒子が、美琴に突っ伏して眠っていた。 もちろん、インデックスには美琴の周りに設置されている医療器具が何を意味しているかは分からない。 しかし、魔術の儀式が甚大なものであればあるほど複雑で数多くの媒体が必要なように、科学もまた、高度なものが要求されればされるほど、複雑で数多くの機器が必要になるのだろう、ということくらいは理解できた。 インデックスは再び胸が潰れそうになった。 上条当麻以上に深刻なダメージを受けて死んだように眠っている御坂美琴を目の当たりにして愕然とした。 自分自身が招いてしまった悲劇。 それはフィアンマによってもたらされたものであったとしても、インデックスは自分の不甲斐なさが許せなかった。 いったい、どれだけの人たちを巻き込んだのだろう。 いったい、どれだけの人たちを危険な目に合わせたのだろう。 その結果がこれなのだ。 自分が守れなかった、誰よりも大切な上条当麻の命を守った少女の痛ましい姿が胸に突き刺さった。 しかしだからといってインデックスは怯むわけにはいかない。 逃げ出すわけにはいかない。 まずはこの少女を覚醒させる。回復させる。 そして、土下座して床に額をこすりつけて平身低頭謝罪する。 許しを乞うつもりはない。ただただ謝りたい。それだけだ。 だからこそ、インデックスは突き進む。 「あら?」 白井黒子は病室のドアにいる二人に気がついた。頬に伝う涙の跡のことを忘れて。 インデックスは声をかけた。 「くろこ。短髪を治すんだよ。そのために協力してほしいんだよ」 勇ましく、白井黒子の瞳を、真剣な眼差しで、決意を込めて、正面から見つめる。 「……治……す……?」 白井黒子は、いまだ起き切らぬ頭がぼやけたまま、復唱して、 「だから、くろこには、これとこれとこれとこれを準備してほしいんだよ。学園都市でも準備できるはずのものだから」 インデックスの意志ある言動に白井黒子の意識も瞬時に覚醒した。 その日は既に夕方を迎えていた。 朝日と違い、夕日は西に沈む。 窓の外には紅がまだ残っていたが、部屋の中は、既に暗闇に覆われていて、電灯の灯りが必要になっていた。 「本当に、これでお姉様が復活しますの?」 今日一日、白井黒子はインデックスの『御坂美琴を復活させる』の言葉の下、学園都市中を巡って必要なものを集め回っていた。 白井には伝えられてはいなかったのだが、それは魔術儀式に使う媒体だった。 しかも一部のダメージを回復させるものではなく、全身のダメージを回復させるものだ。 前に、インデックスを治療したようなものでは到底間に合わない。 前に、姫神愛沙を応急処置したときのようなものも意味はない。 それほど深刻なダメージを御坂美琴は受けている。 東京都の三分の一を占める面積は歩いて回るには遠すぎる。かと言って乗り物を使うのも目的の場所に入れるかどうか判らない場合があるから不便だ。 結果、白井のテレポートを最大限に利用して、一日で集め回ったのだ。 実のところ、焦って素早く材料集めをしなければならない理由があった。 何と言っても、御坂美琴は峠を越し、既に命に別状がないところまで来てしまっている。いつ何時、呼吸を自力で出来るようになるか分かったものじゃない。 呼吸が自力に出来るようになった時点で、美琴は学園都市を離れる。そうなれば二度と御坂美琴復活の機会は失われることだろう。 だからこそ急いだのだ。 少なくとも美琴が覚醒すれば、美琴が学園都市を出ることを、美琴自身はもちろん、学園都市側が許可しないだろう、という根拠に乏しい確信があったことも後押しした。 また、インデックスにとっては今回の美琴は上条当麻の命を救った恩人なのだ。 放っておく、などという考えは微塵も考えなかった。 385 :IF 分岐物語6-5:2011/04/11(月) 21 46 37 ID 4DUtDSlY 「もちろんだよ。でも、私には魔術を使えないから、かおりを呼んだんだよ」 「なるほど、回復の儀式ですか。確かに私にはその知識があります。禁書目録の知識を掛け合わせればこの女性を回復させることは可能でしょう」 白井黒子は病室のドアの前に立ち、部屋の中の、なんとも禍々しい怪しげなレイアウトに、どうしても疑わずにはいられなかった。 ここは学園都市。 宗教儀式(オカルト)とは一番縁遠い場所。そんな場所の一角で、どう見ても魔法陣としか表現できないものを描いて、その中心に美琴を眠らせているのだ。 それも全ての医療器具を外して。 こんな場面を見れば、この病院の関係者は即座に、インデックスと神裂火織を叩き出すことだろう。 もし事情を知らなければ、白井黒子だって二人を強制テレポートさせたくなる。 インデックスの姿は修道服だからまだ言い訳も立つが、もう一人の長身グラマラスポニーテールの細目な女性はフォローのしようがない。 なんせ、二メートルほどの長刀を腰に刺している上に、左のジーンズを股の付け根まで切った生足という、露出狂と言われても反論できない格好だからだ。 だから、誰にも中を見られないように、入ることが出来ないように白井は唯一の出入口であるドアの前にいた。 「現在時刻は八時三十分二十五秒、二十六秒、二十七秒、と、ミサカはデジタル時計を見つめつつ、正確に答えます」 「ありがとうございます。では始めましょう」 呟き、神裂火織は瞑想に入る。 瞬間、美琴が横たわっている床に書かれた魔法陣が、ラインに沿ってブン、と音を立てて光を立ち上らせた。 禁書目録(一〇万三〇〇〇冊の魔道書)の知識をフルに活かしたインデックスの詠唱に、神裂火織の詠唱が重なる。 謳うように。 完璧に調和が行き届いた音色を奏でて。 二人とも胸の前で、祈るように手を合わせて。 「浮かべなさい――金色の天使、体格は子供、二枚の羽を持つ美しい天使――」 「はっ――」 インデックスの呟きに神裂は即座に答える。 七月二十一日のときの月詠小萌とは違う。 すべてを理解している神裂だからこそ、粛々と儀式は進む。 「なっ……!」 白井黒子は声を上げた。 なんと、美琴の上に、本当に二枚の羽を持つ天使が現れたように見えたからだ。 なんとも優しげで、まるで赤ん坊を見つめる母親のような笑顔の金色の天使が。 その黄金の光に御坂美琴が包まれる。 あたかも光が御坂美琴に吸い込まれていくような錯覚さえ感じる。 そして、 「――生命力の補充に伴い、肉体すべての回復を確認。これにより彷徨える子羊の覚醒を促します」 インデックスが呟くと同時に光は消滅した。 魔法陣から発せられていた光も静まり、再び、この部屋の光源は天井の電灯のみとなる。 「……っ」 変化があった。 魔法陣の中心に横たわっていた御坂美琴のまぶたが確かに震えた。 今のままで、十月三十日から今の今まで、まるで人形のように全身のどこかしらも反応することがなかった御坂美琴のまぶたが震えたのだ。 「お姉様!」 白井は即座に駆け寄った。 魔方陣の四方からインデックスが、御坂妹が、神裂火織が、 そして白井黒子が覗き込んでいるその中心、 「う……」 今度は声が漏れた。 同時に首が左右に振れた。 閉じているまぶたにも力が入った。 「あれ……?」 うっすらと、そして、静かに御坂美琴のまぶたが上がる。 「ここは……?」 視界はまだぼやけたままなのかもしれない。 しかし、そこには確実に生命の炎が灯っていた。 約一ヶ月半。 完全に生ける屍と化していた少女の全身に生命を感じることが出来た。 「お姉様!」 再び、白井黒子は叫んで、御坂美琴に飛び込んだ。 少女はこの瞬間をずっと待っていた。 ほとんど絶望に近い状況の中、本当にちっぽけな希望だったこの瞬間を。 冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)と畏れられる医者が匙を投げた彼女が救われる瞬間を。 昨晩は慟哭だった少女の叫び。 しかし、今日は違う。 その涙は歓喜へと変貌を遂げたのだった。
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小ネタ 五年越しプロポーズ 『美琴、お前のことが好きだ。俺と付き合ってほしい』5月5日 御坂美琴は、夢にまで見た好きで好きで仕方なかった上条当麻に告白された「……はい」二文字、それしか発せられなかった。心の内側からくる『喜び』の感情は、いくら学園都市3位の頭脳をもってしてもいい表すことができなかったその日、美琴は、最高の嬉し涙を笑顔と共に流した~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5月5日やったああああああああああアイツのこと、いや美琴のこと好きになってから書いてるこの日記だけど。ここまでテンションが上がって書いてるのは初めてだな無事にインデックスのことも話せたしいつからだっけ?俺が美琴のこと好きになってたの。今思えば美琴が俺の記憶がなくなって初めて手を差し伸べてくれたやつなのかもな。もしかしたら、そのときから知らず知らずのうちに……だああああああああああああああああああ書いてるこっちが恥ずかしくなってきちまったよ偽海原の時とは、全く違う。インデックスとは、言葉にできないけど守りたい理由がなんか違うんだあのときよりもずっと重い約束になっちまったなけど絶対に美琴のことを守り切ってみせる。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ それから、二人は、ともに笑い、ともに泣き、ともに怒りそれでも、『楽しい時間は早く過ぎる』を常に感じあっていた。そう、幸せだった。平日は、電話で長話休日は、インデックスも誘って、出かけて歩いた夏休みには、何とか許可を取り繕って、海に行ったり、山に行ったり上条やインデックスが魔術のことで日本にいない時も何度があったそんなときでも、電話越しに話し美琴は、二人の無事を祈り、無事に帰った二人を強く抱きしめた 木は葉を落とし、乾燥した風が容赦なく肌に吹き荒れる季節休日を利用し、美琴は、もはや同居人の指を借りても、数えられなくなるほど、通った学生寮の部屋で、自慢の手料理を作っていた。インデックス「さすがなんだよ。みことの作る料理は。とうまとは比べ物にならないかも」口いっぱいにアツアツの料理を頬張っている。とんでもないシスタースタイルだここまで笑顔でいられると、自分の料理もほぼ直球で馬鹿にされても言い返せない。彼女の手料理相手ならば、尚更であるそれにここであまりインデックスの機嫌を損ねたくはないのだなぜなら、インデックスには、クリスマス前の最重要ミッションを頼んであるのだ
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メニュー トップページ 概要 ウルティマとは? 発売済みパッケージ リチャードギャリオット 歴史 第1暗黒期 世界観 主要人物 ウルティマ1? ウルティマ2? ウルティマ3? アバタールの時代 世界観 主要人物 ウルティマ4? ウルティマ5? ウルティマ6? ガーディアンの時代 世界観 主要人物 ウルティマ6? ウルティマ7? ウルティマ8? オンラインの時代 世界観 番外編 Under World? Savege Enpire? Martian Dreams? 地理 ブリテイン? ムーングロウ? ジェローム(バロリア)? ユー? トリンシック? スカラブレイ? ニューマジンシア? エンパスアビー? ライキューム? サーペンツホールド? ポーズ? コーブ? ベスパー? バッカーニアンズデン? ダンジョン? 魔法文明 エーテル? 魔法? エセリアル? 財宝 コデックス? 三種の神器? 生物と言語 モンスター? アバタールコンパニオン? ブリタニアの人々? ルーン文字? ガーゴイル言語?
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/記憶鮮明! シクシクと心の中だけで泣いている上条、目の前には山盛りのご飯とおかずが並んでいるが、残念ながらそれらは対岸の物。 BGM代わりのつけっぱなしのテレビから聞こえる音が虚しい。 上条の帰りを待っていたのは予想通り、餓鬼であった。餓えた鬼である。慌てて釈明して食事作りに入ろうとするも噛みつかれ、今も頭がヒリヒリしている。 (久々に頭蓋骨を噛み砕かれると思った……) 上条の前にある量からしたら倍以上のご飯をインデックスは嬉しいそうにパクついている、ようやく機嫌も直ってくれたようだった。 「おいしいんだよ、生き返ったんだよ」 「そっか、良かったなインデックス」 (死んでた割りには、すごーく痛かったんですが?) 「とうま、どうしたのかな」 「いえ、なんでもないです。明日の献立、どーすっかなーって考えてただけです」 「それなら明日はオムライスがいいんだよ!」 「オムライス?」 「とろっとろの半熟オムライス!」 「あー、明日は卵が安いから。まあ、いっか」 「うわーい」 (でも、とろっとろの半熟か……舞夏に聞くのが一番……あっ御坂でも分かっかな) 作ったことの無いとろっとろの半熟オムライスのリクエスト。 何処からそんな料理の名前が出てきたか、考えるまでもなくテレビから仕入れた情報だろう。 上条はそうあたりをつけるとテレビに何気なく目をやる。 持っていた箸を落とす。 テレビには緊急速報のテロップが流されていた。 目が釘付けになる。 『映画館で爆発?』 「嘘だろ」 キョトンとしているインデックス。 『テロの可能性』 「そんな訳が」 「とうま?」 テレビの音が邪魔だった。 『犠牲者の一人に常盤台中学の』 「あるはずない」 「何があったのかな」 上条の目線を追いインデックスもテレビに気づく、そこに流れる名前に。 『御坂美琴』 「これって……短髪?」 「そんなことがあるはず無い!ホンのさっき会ってたばかりだぞ、明日も会うって約束して連絡を取って待ち合わせをして一緒に特売に行って……それからまた勝負の約束をして……や、約束したんだ、ナンカの間違いだ!御坂が映画館で爆発に巻き込まれるなんて、あるはず無いんだ!」 上条から悲痛な声が迸る。 日常からの暗転に 「とうま、落ち着くんだよ!」 取り乱す上条へとインデックスは声をかける。 「短髪に連絡を取ってみるんだよ!」 上条の顔は青ざめていた。 「えっ、あ。そうだよなそんなはずが、電話をしたら御坂がナニ信じちゃってんのよ、とか言って元気な声が聞こえるんだ」 携帯電話のアドレス帳から美琴の番号を探し出すと上条は震える指でボタンを押す。 「きっと大丈夫なんだよ」 励まそうとするインデックス、だが彼女の顔も不安を覆い隠せ無い、安心させようと笑みを浮かべようとするもどこかぎこちない。 「そ、そうだよな」 電話を耳にあてるが呼び出し音がしない。ツッツッツッツッツッと鳴るばかり、そしてそれさえも途絶える。 上条はリダイヤルをするが同じ結果。繰り返し繰り返し同じことを繰り返しても結果は同じ。電波が届かないとこだとか、電源が入ってないためだとか、そんなアナウンスさえしてくれない。まるで美琴の存在を消されたような感覚に襲われる。 「ねーんだよ、こんなこと……」 「と、とうま……あっ、短髪を知ってる人に連絡を取ってみるといいかも」 不安が押し寄せる。 インデックスの提案に上条は再度、アドレス帳を開こうとするが 「白井に…………なんで俺は白井の連絡先を知らないんだよ」 苦しげな声。 「とうま、しっかりするんだよ」 テロップを見てからまだ数分、しかし上条の様子は血の気を失い、絶望色に染まっていた。青ざめていた顔がそれを通り越して白くなっていく。憔悴しきっていた。 インデックスはこんな上条を見るのは初めてだった。 「そ、そうだよ、とうまは短髪の家を知らないのかな。それか事件現場に行くのがいいかも」 このまま何もせず嘆いていてはいけない、立ち止まっていては上条当麻ではなくなる、その思いでインデックスは上条に行動を促す。 のろのろと体を動かす上条、立ち上がろうとする姿も鉛を背負ったように重い。現実であることを心と身体が受け入れるのを拒否していた、その現れだった。 「御坂」 上条は一言だけ漏らす。 立ち上がり、外を目指す。 インデックスはその後をついていく。 (とうまにとって彼女は特別な人だったんだね) インデックスは今にも倒れそうな上条への心配で胸が一杯であった。そして一つの終わりを知る。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/記憶鮮明!
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【種別】 魔術 【元ネタ】 Angel Fall=「天使の落下」 【初出】 四巻 【解説】 上条刀夜が偶然発動させてしまった大魔術。 仕組みとしては『大地の気』のエネルギーを『上条刀夜』が変換し、 『おみやげ術式』に注ぐという流れで発動。 発動元は神奈川県の上条家であり効果範囲は地球全土に及び、 日本を通り越しロンドンのウィンザー城最深部まで結界を抜け到達していた。 その効果は『天使(の魂)を天界から人間界へと引き摺り下ろす』というもの。 上位セフィラから下位セフィラへと強制的に天使が移動させられたため、 その揺らぎによって10のセフィラが形作る四界に影響を与えている。 天使は人間の肉体に入りその人間の魂を追い出すので、 いす取りゲームのように次々と魂が入れ替わっていく(誰かは玉突きで天使の肉体に入るようだ)。 といっても入れ替わりは三次元上ではなくセフィロトの樹と呼ばれる抽象概念上で起きるため、 座標的には精神は動かず、 当麻のように術の範囲外から他者を見た場合は肉体のみが変化しているように見える。 しかし、術の影響下にある人間から見た場合は、 『入れ替わった肉体』ではなく『本来そこに居るべき人間(魂)』の外見を認識するので、 入れ替わりには気付けない。 (または、最初から『入れ替わった肉体』が元からの姿であったかのように記憶が刷りかえられる。 例としては刀夜がインデックス(外見:青髪ピアス)を見て「女の子」と称す等) 服や靴のサイズ、指紋や血液型などの情報、写真やビデオの映像まで、 各種記録も入れ替わってしまうようで、 術の影響外にある人間でも外見からは誰と誰が入れ替わったかわからない。 (アニメ版では記録は変わらないという設定。しかし影響下の者は記録と外見の食い違いに気づけない) 神裂や土御門のように術の効果を中途半端に防いだ場合、 精神の入れ替わり(「自分が本来誰なのか」という自覚を失う事)は防げるが、 術の影響下にある者から見た外見は『本来入れ替わるはずだった別人』のものになってしまう。 (例としては土御門が自分は土御門元春だという自覚はあっても、 『一一一』という肩書きに呑み込まれてしまう等) なお、二重人格者は二つの魂を持っているようで、 入れ替わっているのに外見が変化しないと言うことがありうる。 この術式自体は比較的無害だが、堕とされた天使が戻ろうとして危うく大災害になりかけた。 解除されると、入れ替わっていた人間が発動中過ごしていた記憶は入れ替わる前の人間の物となる。 即ち、精神的には最初から入れ替わっていなかったように感じるということ。 例えばインデックスの記憶は、インデックスの姿をしていた誰かではなく、 (当麻視点で)青ピ姿のインデックスが体験した物になる(それ故に噛みつかれた)。 ちなみに入れ替わったことによる肉体的矛盾や、 入れ替わっている間に起きた変化に対する解決後の影響など、不明な部分が多い。 たとえば前者で能力者の能力が肉体と魂のどちらに依存するかによって混乱が生じている可能性があり、 後者で入れ替わり中の負傷などは解決後にどちらの肉体に適用されるかなど。 【備考】 入れ替わりは演劇に例えると、若干理解の手助けになる。 四巻では【配役】:【役者】として、 海の親父:ステイル その息子:御坂妹 乙姫:美琴 ステイル:神裂 一一一:土御門 キャスター:小萌先生 詩菜:インデックス インデックス:青ピ 当麻:当麻 火野:エンゼルさま(多重人格の片割れ) ミ(サ)ーシャ:天使『神の力』 刀夜:刀夜 をそれぞれが担当していると考える。 術を防いだ人間(当麻) 完全に術の外側にいるため、演じている【役者】(入れ替わった後の人間)の姿が見える。 術前の記憶も残っているので、【役者】と【配役】のずれを認識する。 (例えば教師であるはずの小萌がキャスターをするのはおかしいなど。) また、【配役】側からも本人に見えている。 【配役】としても【役者】としても同一人物として存在しており、ある意味【観客】の立場。 中途半端に術を防いだ人間(土御門・神裂) 当麻と同じく【役者】を認識でき、「自身が本当は誰か」も理解しているが、 術が完全にかかった者からは【配役】として扱われる。 術に完全に巻き込まれた人間(当麻・土御門・神裂・刀夜・ミーシャ以外の人間) 何かが起こったことすら感知できず、【配役】だけを認識するので違和感を覚えない。 術に巻き込まれたが特殊な場合(刀夜・ミーシャ) 刀夜は術式の施術者なので入れ代わっていないが、 意図して行ったものではないため自身も巻き込まれている。 【役者】を認識できず、【配役】だけを認識するので違和感を覚えない。 ミーシャは自身が「堕ちてきた」ものなので術の存在は理解しているが、 元々を知らないので、周囲で「誰が誰を演じているのか」までは理解していない。 (土御門たちと同じように【役者】で見えているのか、一般人と同じ視点なのかは不明) 【仕組みについての考察と推測】 御使堕し(エンゼルフォール)の入れ替わりについての仕組みが不明確であるため、ここに考察するとする。 また、考察にあたって【御使堕し時の世界】を〈演劇・舞台〉、【外見】を〈肉体・役者〉、 【中身】を〈魂・配役(役割)〉と仮定する。(このページ内の【備考】の引用である) さらに、基準の視点を【御使堕しの影響を全く受けていない人物】代表「上条当麻」とし、 上条の視点において、【外見】が入れ替わったように見えるのは、 〈実際は【中身】が入れ替わっているが、座標的に【中身】は動けないので【外見】が変わったように見えるだけ〉 ということも重ねて念頭に置いておく。 ※1【入れ替わっている人物】は【御使堕し影響下の人物】からどのように見えているのか。 この点においては二つの仮説があげられる 1 入れ替わる前と同じように見える 例 〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉はこれまで通り、 〈【外見】インデックス【中身】インデックス〉に見える。 2 もともと入れ替わった後の姿だったかのように記憶が改ざんされている 例 インデックスは生まれた時から 〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉 だったという扱いになる 考察材料 写真や衣服までもが入れ替わりに伴い変更されている。 上条の視点においてインデックスは〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉に見えている。 刀夜は、〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉を、〈女の子〉と呼んだ。 神裂が、【御使堕し影響下の人物】から、〈女ことばのステイル〉に見えている。(神裂・土御門については後述) 結論 写真や衣服の変更は長期的にみた場合、過去も変えている=歴史を変更させているため、 インデックスが生まれた時から〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉だったというのも何らおかしくない。 世界で一番正しい視点を持っているであろう上条が、〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉を認識している。 あくまで青髪ピアスは、【配役】インデックスであるため【演劇】をしている刀夜から、 〈女の子〉と呼ばれるのがふつうである。 もし、【入れ替わる前と同じように見える】だった場合【中身】も【外見】も変わっていないことになる。 そのため、 【御使堕し影響下の人物】からみて【中身】と【外見】が一致しない神裂のような例はおかしい。 上記の理由により【もともと入れ替わった後の姿だったかのように記憶が改ざんされている】が正しいと思われる。 ※2 神裂・土御門の矛盾について 神裂や土御門は、入れ替わった後も〈神裂〉〈土御門〉として動いているにもかかわらず、 【配役】〈ステイル〉〈一一一〉として扱われている点について。 考察材料 神裂や土御門が「中身・ステイル」「中身・一一一」と発言している。 上条から見ると二人は【中身】と【外見】が一致している。 御使堕しが解除されたとき、〈【外見】インデックス【中身】上条詩菜〉は、 〈【外見】上条詩菜【中身】上条詩菜〉に戻っている =【肉体】の変更が起きているにもかかわらず、土御門の【肉体】は土御門のままだった。 元に戻った時、〈【中身】に一致する【外見】に戻る(【中身】は移動せず、【外見】が移動する)〉というルール ここで論点となるところは、【御使堕し時】の神裂と土御門の【中身】と【外見】は何だったのか。 ここでは例を土御門とする。 土御門は作中、「中身・一一一」と発言しているため、おそらくは、〈【外見】土御門元春【中身】一一一〉 と思われる。しかしそうなると、【中身】一一一なのにもかかわらず、土御門として動いているのはおかしい。 そのうえ、御使堕し解除時【中身】に一致する【外見】に戻るというルールに反して、 土御門の【外見】は土御門のままだった。 (ルールに則ると、御使堕し解除時、土御門は一一一なるはずである) しかしここで逆説、【中身】=【配役】とも扱われる。つまり、 考えようによっては、〈【外見】青髪ピアス【中身】インデックス〉は、 青ピがインデックスの役をやっているだけともとれる。 (作中でも、〈母親【役】〉という表現は存在する) ならば〈本来、【配役】一一一として動かなくてはならない土御門元春が、 【舞台】上にたってもなお、役を無視して土御門元春として動いたらどうなるか〉 ニュアンスとしては、一一一の衣装を着た土御門が、土御門役をやっているといったところだろうか。 結論 神裂・土御門はもともと結界を張って御使堕しから逃れた人間であり、 どういう理屈で術から逃れたのかも作中で明記されていないため、 「例外だから」と言ってしまえばそれで終わりである。 つまるところ不明。 ちなみに上記の理屈だと一応ステイルが一人二役?やっている理屈にもなる。 (海の親父役のステイルと、ステイル役を放棄した神裂)